ホームページ公開後に検索順位を上げるためにやること|Googleマップ・SNS・外部サイトの活用法
ホームページは、公開してからが集客のスタートです。検索エンジンに存在を知らせ、会社情報を外部サービスにも正しく登録し、お客様に役立つ実績や情報を増やしていくことで、検索される入口と選ばれる理由が育ちます。この記事では、公開直後に行う設定から、Googleマップ、Facebook、業者紹介サイトの活用、毎月続けたい改善までを実行しやすい順に整理します。
検索順位は「登録した数」だけでは上がらない
検索順位を上げる施策は、大きく3つに分けられます。検索エンジンがページを見つけて理解できる状態にすること、お客様の疑問に答える有益な情報を増やすこと、他の信頼できる場所から会社やホームページを紹介してもらうことです。GoogleマップやFacebookへの登録は大切ですが、登録しただけで順位が自動的に上がるわけではありません。
検索エンジンの評価が反映されるまでには、数週間から数か月かかることがあります。「必ず1位になる」といった方法はないため、一度に大量の対策をするより、正しい情報をそろえ、実績を継続して公開し、問い合わせにつながった施策を残していくことが近道です。
1. Google Search Consoleに登録し、検索エンジンに公開を知らせる
最初に行いたいのが、Google Search Consoleへの登録です。Search Consoleでは、Googleがホームページを読み取れるか、どのページが検索結果に登録されているか、どのような検索語句から訪問されているかを確認できます。サイトマップを送信し、重要なページはURL検査から登録をリクエストします。リクエストは掲載や上位表示を保証するものではありませんが、公開後の状態確認と問題発見に欠かせません。
あわせてBing Webmaster Toolsにもサイトマップを登録すると、Bingを使う検索やサービスからも見つけてもらいやすくなります。公開直後は、スマートフォンとパソコンの両方でページが表示できるか、HTTPSで安全に接続できるか、検索を拒否する設定が残っていないかも確認します。
公開後に行う設定・確認項目
- Google Search Consoleでサイトの所有権を確認する
- sitemap.xmlを送信し、エラーなく読み込まれたか確認する
- トップページと主要なサービスページをURL検査で確認する
- アクセス解析を設定し、問い合わせや電話タップを計測できるようにする
- Bing Webmaster Toolsにも登録し、同じサイトマップを送信する
2. GoogleマップにはGoogleビジネスプロフィールから登録する
店舗がある事業や、お客様の場所へ訪問してサービスを提供する事業では、Googleビジネスプロフィールが特に重要です。登録すると、Google検索やGoogleマップに営業時間、電話番号、対応地域、写真、口コミ、ホームページへのリンクなどを表示できます。オーナー確認を済ませ、実態に合う情報をできるだけ詳しく入力します。
会社名、住所、電話番号、営業時間は、ホームページに記載した内容と表記をそろえます。会社名に地域名やサービス名を不自然に付け足したり、実在しない拠点を登録したりしてはいけません。訪問型の事業で自宅住所を公開したくない場合は、ルールに従って住所を非表示にし、対応地域を設定します。
登録・運用で押さえるポイント
- 実際の事業に最も近いメインカテゴリを選ぶ
- ホームページURL、電話番号、営業時間、対応地域、サービス内容を埋める
- 外観、店内、スタッフ、商品、施工中・施工後など実際の写真を掲載する
- 休業日や電話番号が変わったら、ホームページと同時に更新する
- 利用したお客様に率直な口コミをお願いし、良い内容にも厳しい内容にも丁寧に返信する
3. FacebookなどのSNSを「公式情報への入口」にする
Facebookページ、Instagram、LINE公式アカウント、YouTubeなど、実際に運用できるSNSのプロフィールにホームページURLを掲載します。会社名、所在地、電話番号、サービス内容の表記をホームページとそろえ、公開のお知らせや代表的な実績を投稿しておくと、社名で調べた人が公式情報へたどり着きやすくなります。Facebookを使う顧客が多い業種なら、公開案内の投稿をページ上部に固定するのも有効です。
SNSからのリンクが、そのまま検索順位を押し上げるとは限りません。しかし、見込み客との接点、ホームページへの訪問、社名やサービス名を知ってもらう機会を増やせます。すべてのSNSを開設して放置するより、顧客が使う媒体を1つか2つ選び、施工実績や営業案内と一緒にホームページの関連ページを紹介する方が効果的です。
4. 業者紹介サイトは「数」より「信頼性」と「利用者」を見る
業者紹介サイトや地域ポータルにホームページURLを掲載すると、そこで業者を探している人からの訪問が期待でき、検索エンジンが新しいサイトを見つける経路にもなります。ただし、どのサイトでもよいわけではありません。実際のお客様が利用しているか、掲載事業者の審査や情報管理が行われているか、自社の業種・地域と関係があるかを確認します。
掲載先でも会社名、住所、電話番号、URLの表記を統一し、紹介文は自社の対応範囲や強みが伝わる内容にします。短期間で大量のリンクを作るサービス、実体のない検索サイト、有料リンク集、相互リンクだけを目的にしたページへの登録は避けてください。低品質な紹介サイトからのリンクを増やしても、順位向上につながらず、検索エンジンから不自然な操作と判断されるおそれがあります。
推奨される掲載先
- 商工会議所・商工会、業界団体、地域の事業者名簿
- 自治体や観光協会などが運営する、条件に合った事業者紹介
- メーカーの認定店・施工店・販売店検索や、資格団体の登録者検索
- 掲載情報を審査・管理している業種特化型の比較・見積もりサイト
- 取引先、仕入先、提携先が公開する導入事例やパートナー紹介
5. 既存のつながりから、自然な紹介を増やす
検索エンジンは、他のページから張られたリンクをたどって新しいホームページを見つけます。まずは新しい関係を買うのではなく、すでにある取引や地域とのつながりを見直します。所属団体の会員紹介、メーカーの施工店一覧、取引先との共同事例、地域イベントの協賛ページなど、事業上の実態がある紹介は、お客様にとっても役立つ情報です。
名刺、会社案内、見積書、請求書、メール署名、店舗の掲示物、車両、チラシにもURLやQRコードを入れます。紙からの訪問が直接検索順位を決めるわけではありませんが、社名検索や再訪問を増やし、ホームページを営業活動の中心にできます。新しいサイトを公開したことを既存のお客様や取引先へ知らせることも、最初の閲覧と紹介を生む大切な一歩です。
6. 施工実績・事例・よくある質問を毎月増やす
外部サイトへの登録と同じくらい重要なのが、ホームページ自体の中身です。検索する人は「地域名+サービス名」だけでなく、症状、予算、工期、対応方法など具体的な疑問を持っています。実際の相談をもとにした施工実績、導入事例、よくある質問は、その疑問に答えながら自社の経験を示せる情報です。
記事数だけを増やすのではなく、1ページごとに自社にしか書けない事実を入れます。対応した地域、依頼前の困りごと、提案した理由、作業内容、期間、費用の目安、お客様の反応などを、掲載許可を得た写真とともに紹介します。サービスページから関連事例へ、事例から問い合わせへリンクし、どのページからでも次に読む情報が分かるようにします。
継続して追加・改善したい内容
- 代表的なサービスごとに、対応内容・料金の目安・流れを説明する
- 施工実績や導入事例を、まず3件、その後は月1件を目安に追加する
- 電話や商談で繰り返し聞かれる質問を、よくある質問として公開する
- スタッフ、資格、設備、保証、対応できない範囲も具体的に記載する
- 地域ページを作る場合は、地名だけを差し替えず、その地域で役立つ固有情報を載せる
7. 口コミを集め、すべての窓口で誠実に対応する
口コミは、依頼先を比較するお客様にとって重要な判断材料です。サービス提供後の案内メールやカードで、Googleビジネスプロフィールなど実際に使っている媒体への投稿をお願いします。高評価を条件に特典を渡す、内容を指定する、従業員や関係者が顧客を装って投稿するといった方法は避け、率直な感想をお願いしてください。
投稿された口コミには、個人情報を出さずに返信します。お礼だけでなく、利用されたサービスや改善内容に触れた誠実な返信は、これから依頼する人にも対応姿勢を伝えます。厳しい意見があった場合も削除を急ぐのではなく、事実確認、謝意、今後の対応を簡潔に示すことが信頼につながります。
8. 技術面を定期点検し、検索結果での見え方を整える
良い内容があっても、ページの表示が遅い、スマートフォンで読みにくい、リンク切れが多い状態では、訪問者は離れてしまいます。公開後も表示速度、モバイル表示、フォーム送信、電話ボタン、HTTPS、リンク切れを定期的に確認します。ページごとに内容が分かるタイトルと見出しを付け、写真には写っている内容を説明する代替テキストを設定します。
店舗や会社の情報、パンくず、記事などに適切な構造化データを設定すると、検索エンジンがページの意味を理解しやすくなります。ただし、構造化データを入れただけで順位が上がるわけではありません。ホームページに表示している事実と一致させ、公開後もエラーがないか確認することが大切です。
9. 順位だけでなく、表示回数と問い合わせを毎月確認する
検索順位は検索する場所や端末によって変わるため、特定の言葉の順位だけを毎日追うと判断を誤ります。月に1回、Search Consoleで検索結果の表示回数、クリック数、検索語句、よく見られたページ、登録されていないページを確認します。Googleビジネスプロフィールでは、電話、ルート検索、ホームページへの移動など、お客様の行動を確認します。
「表示は増えたがクリックされない」ならタイトルや説明を見直し、「訪問はあるが問い合わせがない」なら料金、実績、よくある質問、問い合わせ導線を改善します。変更日と内容を記録し、少なくとも数週間は様子を見てから次の判断をすると、どの施策が役立ったのか分かりやすくなります。
公開後90日間の進め方
最初の1週間は、Search ConsoleとGoogleビジネスプロフィールを設定し、主要SNSと信頼できる紹介先に公式URLを掲載します。1か月目は、代表的な施工実績や事例を3件用意し、お客様に口コミをお願いできる流れを整えます。2〜3か月目は、検索データと問い合わせ内容を見ながら、よくある質問やサービスページを追加します。
その後は、月1回の数字確認と月1件の実績追加を基本にすると、無理なく続けられます。ホームページ公開後のSEOは、裏技で順位を動かす作業ではありません。会社の正しい情報を広げ、実際の仕事を伝え、お客様が安心して問い合わせできる状態を積み上げる活動です。おまかせシステムズでは、公開後の更新、アクセス確認、改善提案まで、ホームページ運用を継続して支援しています。
